第二回 翔嶺WING 開催!
7月20日の金曜日。
この日、二回目となる翔嶺WINGが開催されました。
今回のお題は「技術の進歩と発展について」です。
前回と打って変わって社会の内容です。
一回目と違ってアクティブラーニングとしての面を前に出した内容となりました。
今回の流れはこのような形です。
① 参加者には最初に一通の封筒が渡されます。
この封筒には一枚のプリントが入っています。
プリントには三種類あり、記入されている内容が違います。
② まず同じプリントを持っている者同士で集まり情報を読み解きます。
ちなみにこの時に与えられている情報は多くはありません。
「公害問題」「情報化される社会」「スマートフォンの普及」
この三つについて講師が三人それぞれ口頭で説明しに行きます。
(担当の情報を講師が説明しているところ)
生徒は白紙のメモにできるだけ情報を残します。
終了後、与えられたプリントは回収されメモだけが手元に残ります。
③ 今度は違う情報を得た者同士で集まります。
各自が聞いてきたことをメモを使いながら説明します。
自分は持っていない情報なのでみんな真剣に耳を傾けていました。
時間いっぱい使って共有しあいます。
(普段あまり話をしない人が相手でもしっかり説明できました)
④ しっかり大切な情報が残せていたか確認です。
クイズ形式で問題が投げかけられます。
実は先生がどこに熱を入れて説明していたかで
この問題に扱われる場所が予測できたんですよ。
(先生の話をメモにたくさん残していた人はここで活躍!)
⑤ 最後は個人で考える時間です。
用意された原稿用紙に文章をそれぞれ書き残します。
考えるのは「技術発展の中で忘れてはいけないものはなにか」
技術の発展はよいことですが、良いだけのものはありませんね。
歴史は過去の出来事から学ぶためのものです。
今の子どもたちは当たり前のようにインターネットに触れています。
当たり前にあるものを疑うのは難しいでしょう。
危ないからダメ、とやるまえにしっかりと認識して考えてほしいと
思っての今回の内容でした。
夏期講習の直前というタイミングだったからか
やや参加人数は減っていましたが今回も無事に終わることができました。
書いてもらった文章の中には
・SNSなどを扱うときに相手の顔を思い浮かべること
・便利なものの裏に何が起きるか考える
・過去に起きてしまったことを忘れずに発展させる
などについて述べられていました。
想定以上の文字数に原稿用紙をはみ出る子も何人か。
今後進むであろう技術にもしっかりと考えて付き合っていきたいですね。
現在、塾は夏期講習の真っ最中です。
毎日通い詰めのなかなんとか集中力をもたせることに必死です。
平成最後の夏はものすごい暑さに例のない台風。
みなさんどうかお気をつけてお過ごしください。