5月15日
五月も半ばをむかえ、急に夏の雰囲気を見せ始めましたね。
今年もお天気模様は落ち着きがありません。
暑くなったり寒くなったり、大雨強風のときもありました。
思い描いている季節感なんてものはろくになく、落ち着きのない毎日です。
そんな中で先日「夏」が近づいているのだと思わせてくれるものを見かけました。
この頃になるとやって来る渡り鳥の「ツバメ」です。
大雨が降る直前だったので私たちの頭上をせわしなく飛んでいたツバメたち。
鳥を見分けるのが得意ではなくても、あの「燕尾」をみれば一目瞭然。
ちなみに「ツバメが低く飛んでいれば雨が降る」といいます。
これは雨が降るときには湿気が上がりますね。
湿気が上がると空気中の水分量が増えて小さな羽虫たちが飛びづらくなってしまいます。
ですから羽虫たちは低く飛ぶようになり、それらをエサとするツバメも低く飛ぶようになるというわけなんですね。
湿気があがっていることからの結果なので必ず雨が降るというわけではありません。
それでも突然の雨に驚かないようツバメの言伝に耳を傾けられるといいですね。
身の回りの生き物が教えてくれることに、気づけるようになってほしい先生からのお話でした。